映画「砂漠でサーモンフィッシング」
新宿ピカデリーで観た(スクリーン7のI-10席.後ろすぎてしまった:-<).
「プラダを着た悪魔」で個性的な脇役を演じていた女優さん(エミリー・ブラント)が準主役でがんばっていた.
物理学者,ウォール街を往く
先日Amazonから中古を購入した「物理学者、ウォール街を往く。―クオンツへの転進」を読んだ(スキャンして通勤時にiPhoneで).
素粒子物理学者からウォール街のクオンツへ転職した著者の詳細な自伝.
物理(素粒子論)の記述も,金融工学(ブラック・ショールズ理論など)の記述もかなり細部にわたるため,ある程度知らないと苦痛かも知れない(以前に読んだ「ザ・クオンツ 世界経済を破壊した天才たち」が読み易かったのと対照的).
著者は素粒子論の中でも現象論の理論家として賞ももらうほどの業績を上げ,コロラド大学の准教授としての職を得たにも関わらず競争の重圧に勝てず,ベル研究所(数理戦略)に転職し,そこからさらにゴールドマンサックスに転職した.
素粒子論での競争がいかに過酷なものか改めて認識させられた(超優秀な研究者の中でさらに過酷な競争がある).
また素粒子論をやっていると,他のすべてがくだらなく思えてしまう心情も素直に告白していた.
著者は転職後すぐにブラック・ショールズ方程式で有名なフィッシャー・ブラックと共同研究して良い成果を上げている.
その後,紆余曲折しているが現在はまたアカデミック(コロラド大学金融工学教授)に戻っている様子.
後半の金融工学の記述は詳しすぎてやや退屈だった(よくわからない).
映画「綱引いちゃった」
TOHOシネマズ渋谷で観た(スクリーン4のD-10.少し前すぎ).
TOHOシネマズ渋谷ははじめてだった.1階がクリスピードーナッツで便利(日曜の昼までも座れる.LTEが入る).
映画自体は井上真央さんがかわいいのと,渡辺直美さんの巨大ぶり!が楽しめるが,ストーリーはちょっと退屈だった.
特異系の正準形式と量子化
九後汰一郎「ゲージ場の量子論〈1〉 (新物理学シリーズ)」5-2のサマリ
映画「007スカイフォール」
TOHOシネマズ六本木ヒルズで観た(スクリーン5のD-9席).
ダニエル・クレイグになってから,以前の007の超人的な活躍と美女との絡み,というパターンから,よりリアルなドラマ(敵の人物像,新兵器の小道具,ストーリーも現実的になってきており,また007やMI-6の面々の人物像がより細かく描かれている)に変わってきている.
なかなか楽しめる内容だった.